現実から目を背けるな
よく願望現実は
1未来の理想の自分にアンカーかけて「なる」
2 なったら「現実は無視」
3未来を先取りすると、現実が後追いする
こんなふうに私は表現しています。
「現実は無視する」というのと「現実から目を背ける」ってすごく文章にすると似ているけど、中身は全然違います。
ここを間違えるととんでもないことになるので要注意です。
あくまでも「なる」というのは潜在意識に刷り込むために顕在意識で「なった」としていますが、現実はまだ全然動いていないわけですよね?
だって潜在意識はまだ全然変わっていない訳ですから。
1顕在意識で「なる」
2潜在意識が変わる
3現実が変わる
この順番です。
いくら「なった」ところで自分の顕在意識でムリクリ「金持ち」になっているわけでまだ潜在意識も、現実も何も変わっていません。
客観的にみたらあなたの心以外何も変わっていない。
相変わらず現実は貧乏だし、あなたの潜在意識も貧乏です。
だから「私は金持ちだ!」という顕在意識以外になにもあなたが金持だとサポートするものはないんです。(最初はね)
でも、あなたの心だけは何を思おうと自由です。
なのでここで現実に引っ張られて心が「貧乏」に戻らないように現実は無視してねという表現になります。
心は金持ちとは言え、銀行口座にも財布にもお金は増えてない。現実は相変わらず貧乏だけどそれは気にしないで心は金持ちで居続けろという意味です。
でですね、ここで「現実を無視する」というのを自分が貧乏であるのを無視してお金持ちのように現実に対して振る舞うということではないです。
高級ブランドのものをじゃんじゃん買ったり、高級レストランで無理して高いもの食べまくったりしなくていいです。
ここで重要なのはあなたがそれをどう思うかなんです。
「ひゃー、この1食で1ヶ月分の食費、もったいない」
「コーヒー1杯で2000円!?」
ヤバい、お金が減っちゃう…というような考えが浮かんだら逆効果なのでやっちゃだめです。
「高いだけあってすごく美味しいし、この雰囲気も最高、優雅な気分になるなあ。やっぱりお金沢山持ってるって良いなあ」
こういう気分になることが目的なので、もしこういう気分にならないのであれば逆効果です。ここの気持ちをムリクリ強制的に「優雅だ」といって効くとは思いません。
相手にするのは「潜在意識」なのですから。
そういう贅沢三昧みたいなことは、現実が追いついてきて実際にお金がバンバン入ってきてからやれば良いのだから現実が貧乏なうちはしなくていいです。
よけいに「お金がない、お金が減っちゃう」が現実化してしまいます。
ちょっとした背伸びは良いと思いますよ。
いつもよりちょっと良いものとか、いつも質素にしてたけどたまには贅沢してみるとかね。例えば公園にお弁当を自分で作って持っていって食べるようなことでも優雅ですよね。心に余裕がないとできないと思います。そういう意味で優雅さを味わうとか、家で優雅に手作りデザートとか、ちょっとお高めの紅茶やコーヒーを買ってみるとかね。
なので借金を重ねて現実は無視とかそういう話ではないです。
相手の気持ちを無視して彼氏づら彼女づらして振舞えということでもありません。
現実には一切働きかける必要はないという意味です。あなたがただ豊かさを感じれば豊かになる、愛を感じれば(自分から愛すれば)、愛される。お金が足りない、減っちゃうを感じたらそれが表面的にはゴージャスなことでもお金は減ってしまいます。
どんなにリッチな生活をしても、借金で首が回らない現実があるとしたらそこを無視してもダメであなたがどんなに見ないようにしても心の奥底は潜在意識にバッチリ見透かされていて、どんどんやばくなってしまいます。
どんなに貧しくても豊かさだけを見てゆけば豊かになります。
↑
ただこういう書き方をすると「ただ豊かだと感じてりゃ金持ちになれるの?」という捉え方をしてしまう人が居るので説明しますね。
豊かさを感じる
まずそれが基本のきです。
その上でもっと良い給料の仕事に転職するとか、副収入をえるとか、もっと良い場所に引っ越すとか投資をする、貯金をするとか現実に働きかけるんです。実際にその働きかけた方法でお金が入ってくるのかどうか分かりませんが、行動は「豊か」という気持ちをサポートします。少なくともただじっと座って豊かさを感じているだけよりも「やってる」感が心をサポートします。より信じられるってことです。
自分より困っている人を助けるとか、寄付する、ボランティア活動をするとか、一見収入に結びつかなそうなことでも何にどう結びつくかなんて分かったものではありません。そこで素晴らしい出会いがあってそれがきっかけで…とか、実際に動く人にはチャンスが巡ってきます。
とにかく現実から目を背けてはダメです。
毎月一定額を貯金するとか、投資をするとか、老後の準備をするとかできる範囲で構わないのでやる。これっぽっちじゃ意味ないとか考えないでやれることはやる。そうすることで自分の気持ちをサポートするんです。
「将来潜在意識の達人になって大富豪になるから心配ない」
そう考えるのは素晴らしいですが(本当にそう思います)でもやっぱり年を取るに連れて段々とお金持ちになってゆけばその考えはどんどん確信になってゆきますが、全然その兆候が現れなかったら不安になっちゃいますよね?
もしその不安が現実化されたら超やばいので、最低でも自分が不安にならないような準備はするべきだと思います。
潜在意識の達人さんは自分を少しでも不安にさせないために努力されていると思いますよ。なかなか自分は騙せないので、見てみないふりはできないです。
でも変な想像力を爆発させるのは「考えない」ことで防げます。
見ない、向き合わない ことで一時的に逃げることはできると思います。例えばちょっとしたことで悪い想像をしてしまったり、起きもしない不安を抱えてしまう様なときです。これらは「考えない」というアファメーションで乗り越えられます。
ですがクレカの残高が増えてしまい返せども返せども残高が減らない場合など無視すればするほど事態は悪化することは目に見えて分かるわけです。
知らんふりしてみて自分は騙せたつもりでも、自分の潜在意識はそういう不安を現実化してしまいます。
ここで自分に都合の良いように考えてはダメです。
場当たり的にうまく行くのは「行き当たりバッチリ」みたいに潜在意識が前向きで調子にノッてる人ですね。こんな人になってしまえばどうでしょう?
なんて簡単に言ってくれるよな〜って思うかも知れませんが、でも自分がこうなるって思わなきゃこうはなれませんよ。皆そういう努力をしてそういう人になっているんですよ。そういう人になろうともしないで自分がそういう人じゃないって愚痴言っても絶対にそこには行き着けませんよ。
人生好転させたいなら、やれ! です。