マカロンの潜在意識

潜在意識の使い方について語っています

ストライクゾーンを広げる

続きの話になりますが、潜在意識を書き換えるのに有効なのはストライクゾーンを広げることです。他人に対しても、モノでも、なんでもです。

 

美意識とかこだわりとか持つのは素敵ですよね。

ストライクゾーンを広げるのと矛盾した考えですけど、でも本当にその人の感性で素敵に生きられている方をみると憧れてしまいます。

私自身もアートの世界に身を置いているのでそういう側面は尊重します。

でも、それはそれとしてそれ以外のところではなるべく間口を広くして、ストライクゾーンを広げて行きたいと思っています。

 

やっぱりそれはゆるすというかジャッジしないということに繋がります。自分も他人も含めて、です。

例えば私はコーヒーは美味しいのが好きで、コロンビアの農園までシングルオリジンのを買いに行ったりしてこだわったりしますが、同時にインスタントコーヒーも好きで飲みます。え?インスタントコーヒー?!ってびっくりしますよね?笑

 

そりゃ時間のたっぷりある時に引き立てのコーヒーをちゃんと淹れて飲むと美味しいですが、最近のインスタントコーヒー香り高くてめちゃくちゃ美味しいのありますよ。手軽でいいですよね? というように楽に生きたいなって思います。

 

「丁寧な暮らし」って憧れますが、私のように仕事を掛け持ちしている人には難しくて実際そんなことしても幸せじゃないんですよ。つまり他人の価値観に左右されずに自分の好みに優先順位つけるってことです。

お茶だけはちゃんと淹れたいって人もいるだろうし、全然ティバックで十分みたいなことを自分の価値観で決めて、その上でジャッジしないってことです。

 

私は以前とても狭い価値観で、紅茶はこのブランドとか、こだわりを持っていました。

素敵なものを知ってる、そしてそれを手に入れる幸せを享受できる豊かさがあるっていうのは素晴らしいことです。

でもそれと同時に私が以前住んでいた南部アフリカの田舎の村で、おばさんたちが淹れてくれたお砂糖たっぷりの甘いミルクティの美味しさも知っています。

どっちが美味しいとかではなくて、そこで生まれたわけでもない日本人の私がそこに居られたことはまた同じようにとても贅沢で豊かで幸せなことだと思います。

 

色々な体験をして、自分の価値観に揺さぶりをかけてみてください。

自分が絶対だと思っていた価値観があっけなく崩れていったりします。こういう体験を通していま自分が見ている現実だけが現実ではないと知ることにより自分で現実を作る、変えることに抵抗が少なくなります。