大谷翔平さんの夢、平凡な私の夢
ずっと書きたいなと思いつつも逃げていた話題ではあります。
大谷翔平さんのことではなくて、『夢・願望の描き方』と実現方法についてです。
なるべく人様に「ああしろ、こうしろ」とは言いたくないですし、ましてや否定的なことは極力言いたくないとも思います。
潜在意識というのは「(潜在意識で)そう思えばそうなる」ので、それが突拍子もないことであったとしても「他人がダメ出しするのはないな」と思います。
私にはその人の潜在意識がどうかなんてわからないですし、案外さっくり叶えちゃうかもしれません。
実際にそういう人もいます。
だから私がダメ出しをして、願望を壊しちゃうのは無しにしたいと思っています。
今回大谷翔平さんのビジョンボードというのか目標の書いたものと、特殊詐欺犯のものが比較されていたので面白いなと思ったので書いてみることにします。
https://twitter.com/___ka38___/status/1640663460139909120?s=20
もしも私があなたの夢の描き方にダメ出ししても、あなたが自分の考えを信じきれるならもちろんそちらを優先してください。所詮他人の言うことなんで自分ファーストで。
ぱっと見で分かる違いは具体性ですよね。
ちなみに先程シンジさんに大谷翔平さんと特殊詐欺の人の願望の画像を見せたのですが、シンジさんのも特殊詐欺犯の願望ノートみたいだそうです。笑
これから書きますが私のノートは特殊詐欺以下でした
<マカロンの若い頃>
私が学生の頃、大谷さんの目標のマンダラチャートとは違いますがとある先生が熱心に計画や夢を書くことの重要性を説きました。「人生は短いよ、やりたいことやれ」みたいな話で重要性は理解しましたが、じゃあそれを生かして夢を現実化しましょうと言われても私の書いたことはまるで現実味のない絵空事だったんです。
夢の計画をかけと言われても、当時の私は
XX年 新人賞受賞
XX年 XXX賞受賞
XX年 YY大賞受賞
みたいな妄想としか呼べない・・・妄想以前に全く信じきれてないしまさに絵に描いた餅、何の役にも立たない代物でした。こんな目標なんの役に立つのか?と思いながら書いていました。全く意味ないと思ってました。まだ特殊詐欺の人の願いの方が実現してるんじゃないでしょうか?
マカロンってこんな程度だったのにすごい進化したんです。
決して特別なんかじゃないんです。ただ「気がついた」だけなんですよ。
多分このレベルの私に「なる」を教えても、意味分かってなさすぎて、「なれ」って言われて、「よし、なった!」と言ってもなんのことだか全く分からず「なったか?」ときかれたらとりま「なってます」なんて答えてたと思います。
気がつくというかひらめくというか、色々考えているとある時はっとわかるんです。その日が来るまでああでもない、こうでもないと思考してください。そこで心の筋トレとか器を広げるとか、真面目なことばかりじゃなく遊ぶ、馬鹿なこと、はちゃめちゃなことををしてください。
私は皆さんに最初に訪ねました。
「あなたの叶えたい願望はなんですか?」って。
いろんな願望を読ませていただきましたが、その多くは「大金を手に入れたらなにしたい?」という問いに対する答えのようなものでした。
理想の家が欲しい、車が欲しい、両親に親孝行したい(家買ってあげたい等)などなど金さえあればできると思われるようなことがほとんどでした。湯水のようにお金を使い贅沢三昧とかそういうたぐいのことです。
その願望自体が’悪いとか言いたいわけではなくて、大いに結構です。
私も同じ様な願いを持っていました
どこがダメかというと多くの方はそれをどうやって叶えるのかのビジョンがないんです。分かりますよ、反論したくなりますよね、潜在意識は完璧で本人がどうやってなるのか分からなくても導いてくれるって言いますよね。
それは嘘ではないですが、ただただ願って、願うだけでぐーたらしてて叶うのかって話です。(耳痛いよね、自分にも言ってます)宝くじだって買いに行かなくちゃ当たりません。
もちろんぐーたらさんでも、悪人でも、聖人でもくじが当たる確率は同じです。どんな人であれ買った枚数で確率は同じです。だから、それでも、当たる人は当たります。そういう方向からは否定しません。
ですが確率的に考えるとどうでしょうか?結構厳しい数字ですよね。
私は若い頃お金持ちになる方法なんて分からなかった頃「もし宝くじが当たったら」なんて妄想していたので皆さんを責める資格はないです。
それくらいしかこの平凡な私がお金持ちになる方法が思いつかなかったんです。
ですがある時お金持ちのお爺さんに出会って考えを改めました。お金があるからって何でもできるわけじゃないって気がついたんです。お金なんかなくてもパッションがあればそっちの方がなんとかなる!って思ったんです。
それでまず「宝くじが当たったらやりたいこと」を宝くじを当てずに実現してみたんです。まずやったのは歯の矯正でした。大金が必要かと思ったらそうではなくて分割払いで通いながら支払ってくださいというシステムで全く負担を感じない金額でできました。
海外旅行に行くのも予算が許す限りの場所に安いチケットで行けました。
もっと予算が高いアフリカサファリの旅も今思い返してもあんなにお金がない時に頑張ったなあと思います。長く行くために仕事も辞めちゃって、後先考えずという感じ。
ヨーロッパ経由でロンドンとパリで遊んでから行きました。
資金はミケランジェロのダビデ像のレプリカを石膏で作るなんていうのを受け負って自宅の工房でじゃんじゃん作ってました。お金が必要だと思ったら、そういう仕事が飛び込んで来たんです。
だから決して「お金を稼いでアフリカに行くぞ」と計画したわけじゃないんです。
まず「アフリカに、俺は行く!」と決めたんです。
そしてその分のお金を作るぞ!と言う方向に思考をしたらそういう仕事がやってきました。(この違いが分かりますか?)
⇒たまたま稼ぐという方法がやってきたわけで、「稼ぐ」かどうかなんてどうでも良かった。手段はどうでも良いんです。もちろんお金である必要すらないんです。誰かに連れてってもらうとか、旅行が当たるとか。でも私は「お金が必要」というマインドだったんですよね。
そういうわけで宝くじが当たったら叶えようと思っていたことが、若くて貧乏だと思っていたはずなのにあっさり叶いました。つまりその場で叶えようと思うか、大金が手に入ったら叶えようと思うかだけの差でした。
<叶う手段の考え方>
大谷翔平さんは天才なのであやかるのは大変ですが、考え方としては逆算式というのがあります。目標の一歩手前はどこだろう?という感じで階段を一段づつ下ろすイメージで現時点の自分の位置までおろしてくるんです。
目標を実現する時に有効な考え方ですね。
現実的にそのステップを踏めばその階段を登ればたどり着けるんです。
でもそんな分かりやすい目標ばかりじゃないですよね?時々ブラックボックスがあってそこで何が起こっているのかわからないとかありますよ。
とある職(私もその職)になるには一体どうすれば良いのか?と思って友達の会社のケースを聴いたことがあります。私自身既にその職だったのですが正規の道を通らずイレギュラーな感じだったので立派な大手の会社ではどんな人がその職に付いているのか興味があったんです。
そしたら、その職の人はね、メールルームとかそんな感じの雑務的な仕事から入ってきたかと思うといつの間にか別の部署に移動しててあれよあれよという間にいろんな人と仲良くなって出世してその職までするすると登りつめちゃうイメージだそうです。
聞いてびっくりしました。
私だけ異端と思っていたら、なるほどそういう人が就く仕事なのねと。
私の場合は「呼んでもらう」で呼ばれて、目の前にある梯子を登っていったらそこだっただけの話で「目指した」訳ではなかったんです。
目の前のことに一生懸命取り組んだだけなのです。
だからそんな感じなので願望達成とはいえ「なんか面白いことがしたい、日本人と一緒に働いてみたい、自分の力が発揮できる場所に行きたい、役に立ちたい」みたいな願望でした。
選んだわけではないんです。
多分自分ではそんな場所絶対に無理だから望めなかったと思います。
でも一歩一歩登ることだけに集中していたのでそこにいるのは当たり前みたいな気持ちでいました。
ある程度の高みに到着してしまえば山頂を目指すのは現実的に可能性を感じられるのでそこで「なる」をしました。「できる!」って思えたんですね。
<大きなくじに当たる方法>
最初の方に書きましたが、大きい確率のくじは当たらないですよね。確率的にエグいですし、当たれ!とか 当たった!なんて思ってもそんなの買った人の殆どが思うことじゃないですか。
それでも私当たっているんですよね。
アメリカの永住権も当たっていますしねえ。
とはいえ「何でも当てられる」わけではないんですよ。
ここはしっかり皆さんにも認識して欲しいです。
「なんでも思いのまま」なんてこと言う人がいたら疑ってください。そんなうまい話はないです。
では特別に皆さんに教えます。
大谷さんの「運」というチャートに注目してみてください。
- あいさつ
- ゴミ拾い
- 部屋そうじ
- 道具を大切につかう
- プラス思考
- 応援される人間になる
- 本を読む
大谷さんが中学生で目標を達成するには運も必要で、こういう事をすると運が良くなると考えていたんだというのはすごいですよね。
でもそんなにすごいことが書いてあるわけでもなく、「応援される人間になる」以外は誰でもできそうですよね。
この中で私が一番注目したのが「ゴミ拾い」なんです。実は私も子供の頃にある日取り憑かれたようにゴミ拾いしてたんです。実は今気がついたんですが、そんな事があったんです。多分6、7才の頃です。隣の家の幼馴染の男の子と一緒に。
運が良くなるとか、ご利益とかそんな考えは一切なくてただただゲームのように面白くて遊びでゴミ拾いを楽しんでいたんです。
それで私が強運になったかどうかなんて分からないし、証明のしようもないけどゴミ拾いしていました。
皆さん「徳を積む」という考え方ご存知ですか?
他人に親切にしたり、世間に対して良いことするみたいなことです。寄付とかボランティアで社会貢献なんていうのもそうです。ゴミ拾いもそうですね。
なんかこういう事をやっていますってこれみよがしに言うのって恥ずかしいので正直あんまり言いたくないのですが、やってました。
私はチャリティのファンドレイスとか得意で過去何度か何千万円という金額を集めるお手伝いをするチャンスに恵まれました。そういう風に大金を集めたり、自分自身も寄付したりして社会貢献してきたのでくじが当たったのはご褒美をいただいたという認識です。
いいことした後ってなんかホッとするというか、清々しい気分というか、自分のだめなところが許されるような嬉しい気分になります。
ゴミひとつ拾うだけで拾わなかった自分よりも良い気分になれるのだったらお得(?)ですよね。なんていうか何もしてなくてもいつの間にか「生きていてゴメンなさい」的な罪悪感があるんですよ、普段は意識しないけど。そういうのが払拭される気がします。
ここで皆さんに私の体験をシェアして「ありがとう」って言われるのも同じです。私は皆さんに金銭的な見返りは求めませんがいわゆる天に貯金しているようなものですよ。
決してご利益があるから良いことしろとは言いませんし、私自身そんなご利益を第一にやっているわけではないです。
やってるのは単純に楽しいからです。
誰かの役に立ったら嬉しいし、ここで素敵な人達と会話ができるのも楽しいです。
「役に立っている」って思えるのは重要ですし、多分その方が受け取りやすくなるのではないかと思います。
マカロンの願いの仕方
これが正しいと言いたいわけではなく、私のやり方を書いておきます。
- 内容はできるだけ具体的に書く(ビジュアライズする)
- 絵に描いた餅にしない
- 手段は特定しない
- それでも達成するために自分なりの手段も想像して考え、行動・努力する
- この努力して行動するパワーが原動力となり、願望達成の方向に運がシフトする、自分で考えた手段が間違っている可能性もあることを受け入れる
- そして現れた正しい手段を受け入れて行動する
- 他人にはなるべく親切にする、優しくする、嬉しい言葉をかける
- 願望を言葉にして言う(私は書くよりも語る方かも)
注)4,5,6なのですが、手段が「ゴミ拾い」くらいしか思い浮かばず頑張ってやってみたがそれ自体がなにか素晴らしい結果を産まないかもしれない。ですがゴミ拾いの最中にばったり友達と出会って色々話すうちに仕事を手伝って欲しいと頼まれる…みたいな感じで正しい手段に巡り合う様なことを想定しています。もちろんゴミ拾いが正しい手段でゴミだと思って拾ったものが実はお宝だったみたいなこともあるでしょう。