マカロンの潜在意識

潜在意識の使い方について語っています

質問にお答えします

あんまり否定的な事を言って否定的な思想を皆さんの心に残したくはないのですが、だからといって甘い言葉ばかり言っていても、「だいじょうぶ、叶いますよ」なんて軽く言われても皆さんも納得しないですよね。

 

何度も同じことを言っていますが、この世は2つの矛盾する事柄、相反する基本的な事柄からできていますよね。

光があるから闇がある、闇があるから光もある みたいなことです。

世の中に成功しかなくて、失敗という概念がなければもはや「成功」なんてこともないわけです。だってそれはもうただの「普通」ですよね。だって失敗がないのですからいつでもどこでも何をしても「成功」なわけで、嬉しくもなんともないわけです。

それは今の世界で言うと「空気」みたいなものでもちろん無ければ大変貴重なものなわけですが、あっても「普通」ですし普段ほとんど意識すら向けないですよね。

 

そんなわけでこの世にはうまく行かないことが当たり前にあります。

いっぱいあるよね。

だからこそこのチート技のような「潜在意識を使って願望達成」みたいなことを使ってなんとか成功したいわけです。

私はある程度は使いこなせていますが、それでも「なんでも願望は思いのまま」という状態ではありません。そういう意味では全然「達人」なんかではないです。

何をもってして「達人」と呼ぶのか、その定義にも寄りますが、私もシンジさんもちょっとした先輩ってくらいのものですよ。至って普通の人間です。

皆さんよりはたくさんの成功事例はありますし、わかっている部分も多いですが、でもこの世に何でも当たり前に願えば叶う人なんかいません。私達もそんな人間の一人です。

ですが少しでも成功率をあげようと日々精進していますし、少しでもヒントになるようなことを書いていますが、小手先の技とかコツとかはっきり言ってどうでも良くていちばん大事なのはマインドセットです。

 

 ssさん

なる、と決めとてもリアルにとある賞を取っているところも想像できていましたし、いっぱい努力もしたし、それが自然だとすら思えてました。でも実際は取れませんでした。その賞を取ったら、一緒に賞を取ったAさんとも知り合いになって仲良く話してるとこも想像してました。Aさんは賞取ってました。自分のことだけ「なる」とか想像するとかじゃないとだめなんでしょうか?本当にいつも失敗なんですよね...どんだけ頑張っても。だからと思って潜在意識を使うことにしたんです、今回は不安もあんまり生じず、きっと叶うと思ってました。でも結局だめでした。

 

きっと叶うと思ってたのに…とのことですが、ごめんね、厳しいことを言うけどこれは「なる」じゃないよね?だって「なるは叶った」なのだから「きっと叶う」とは違うんですよ。

こんな事言うと言葉尻を取って適当なこと言ってと思うかもしれませんが、それになるは「リアルな想像」とか必要ないし、もちろん「努力」も必要じゃない。

だけど全然「リアルな想像」も「努力」もしてくれて構わないよ。それがあなたの心をサポートするのならいくらでもしてください。私もそういう意味でやったほうが良いと思うけど、だからといってそれが絶対必要条件ではないのよ。それをやったから叶うわけじゃない。

Twitter見てくれている人はわかると思うけど、道場生さんたちじゃんじゃん叶えているけど、「不安になっても、それとこれは別」とか言っている。笑

もちろん不安に取り憑かれてずっと気分が落ちてるとダメだけど、別に気分変えりゃいい話だわ…って全然平気でいる。

 

それにあんまり執着していないんだよね、普段からこういうのが叶ったらと思ってはいるけど意識してないから「突然叶ってビックリ」みたいなやつ。思っても見ないところから叶う。

 

たぶん皆さんが想像するような、叶えるぞ、叶えるぞ、叶えるぞ、…叶った!

というような風に叶ってるわけではないです。(そう見えます)

「こうなったら良いなあ」みたいな願いを胸に秘めていて、なるべく気分良く今に集中して引き寄せを楽しんでいるように見受けられます。鹿と金柑とかミモザ、フクロウなどのどうでもいいことをみんなで引き寄せたりして楽しんでいる。

私自身金柑とかミモザは引き寄せていませんが、「金柑引き寄せられなかった!師匠失格だあ」とか「ミモザこない、失敗だ」などとカケラも思いません。

だってきたら面白いけど、別にどーでもいいっちゃ良いですから。特に引き寄せようとか意図していません。

(別に軽んじているわけではなく、あれはあれ、それはそれです)

だって自分の思うことが叶うとして何でもかんでも自分の思い通りにしたいわけではないんですから。

とにかく楽しんでいる姿を私はとても嬉しく、頼もしいなあと思っています。

シロフクロウにしても「そういえば、たまたま居たわ」ですし引き寄せたという意識もないです。偶然だけど面白いね、シンクロしたねという感じ。

こんなふうで良いんですよ。

 

もちろん「なる」はちょっと違います。「もっとはっきりと意図する」わけですから。

 

ちょっと話は変わりますが、皆さんは自分の運命って実は決まっていると思いますか?

自分で選んでいると思っていても、実は選ばされているというか

この時代に日本人として(日本語話者)生まれて、それぞれの家庭環境である程度運命は決まってしまっていますよね。でもそれはそれとして皆さんは自由でもあります。

明日この日常を捨てて別の道を歩みだす自由はあるわけです。

「運命は決まっている」というのと「自由である」というのは相反する矛盾することですが両立します、この世は矛盾で出来上がっているのです。

 

あなたが平凡な生活を送っていて、でも「こんな生活は飽き飽きだ、もっと世界で活躍したい!」と思えば全然そうなれます。10年くらい前の私がそうでした。

大きなイベントを成功させ、テレビ番組を作ったり、展覧会をしたり、皆さんも多分ご存知のXX賞にチャレンジしたり、本も出版して、それを有名なイケメン俳優さんが(二人も!)テレビ番組で紹介してくれたり。そんなプロジェクトに関わって居ました。

ちなみにイケメン俳優さんたちは出版社とかテレビ局に言わされてたわけではなく、全く連絡もなく勝手に言ってくれたみたいでした。

 

XX賞を取れなかった…というのは、それで決まったわけではないですよね?毎年あるものなのかSSさんの場合は分かりませんが、またチャレンジできますよね?

取った!になっているなら諦めるなんて無いですよね。

賞というのは同じ作品でもめちゃくちゃ有名な大きな賞をいただけたかと思えば、地方の小さな賞を逃したり本当に絶対的な評価じゃないです。そういう風に評価を他人(賞)に委ねないでください。ここがぶれてはダメなんです。

「ワタシの作品は素晴らしいって言ったら、素晴らしいんだよ!」と意固地になっていいという意味ではなくて、「どこかにもっと良くする術はないか」という風に常に上を目指すのは大事ですし、「もうこれ以上は今の自分にはできない」と思うのならば、もっと大きく自分の土台を作ってゆく方向で努力するとかできると思います。

プロというのはいかに冷静に否定を受け入れて行けるかだと思います。

世界的に有名なイラストレーターであっても、クライアントにアイディアを否定されることはままあるし、ボツになって仕事がなくなることだってあります。それをいかに冷静に受け止めるかです。

クリエイティブなアイディアというのは別の機会に転用できますしね。

 

それに…

皆さんは受賞するのが「良いこと」と捉えていますが、それが正しいとは必ずしも限らないんです。例えばキャリアの早い時期に大きな賞を取ってしまいそれが足かせになってしまうとか、プレッシャーに潰れてしまうとか…

調子に乗ってしまい感謝もない傲慢な人になってしまうとか

宝くじだって人によっては破滅してしまったり、一家離散、自殺とか聞きませんか?

 

 

「起きていることは全て正しい」

自分がこの世界を作っていると信じるならば、まずこの視点をもってください。

宝くじが当たらないのもあなたの潜在意識があなたを破滅から守っているのかもしれません。賞を取れなかったのもそれが理由かもしれません。単に機が熟していないのかもしれませんし、また別に理由があるのかもしれないです。

 

めげずに諦めなかった人だけが成功をするんです。

「あの人は何でも軽々と叶えている」ように見えるかもしれませんが、あなたは本当にその裏側まで知っているんですか?

 

「なる」に話を戻すと、自分の意図する方向とは違う現実が来ることを、私は「現実からの挑戦」と呼んでいますが、これがきた時に受け入れない、笑い飛ばす、現実を蹴っ飛ばす、「ワタシが正しいのだ」という風に「なっている」のを貫き通すと現実は自分の意図した現実を持ってきてくれます。

ここまで理解してそれが「なる」ということです。

 

皆さんアカデミー賞で「ララランド」と発表された後で、「ムーンライトが受賞しました」となったのを覚えていますか? そんなことだって起こるんです。

 

あ?もしかして、「起きることは全て正しい」とか言っておきながら、「現実からの挑戦は現実を蹴っ飛ばせ」って矛盾してる!って気が付きました?

そうですね、矛盾しています。

でもそれが「なる」なんです。

そういう風に自分の思い通りになりますが、それが本当に正しいのか?良きことなのか? それはまた別の話です。

もちろん「なる」で達成してもそれがすべて間違いか、正しくないのかなんて誰にも分かりません。

どんな結果であれ、それを正しいものにしていくという姿勢が大事だと思います。